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世界のどこかに生きている石見銀山
16世紀から17世紀にかけて、日本から輸出された銀は世界の産出量の約3分の1を占めるほどでした。その日本産の銀のうち、島根県の石見銀山から産出した銀が大部分を占めたと言われ、石見銀山はその時代ボリビアのポトシとならぶ世界の2大銀鉱山でした。しかし石見銀山は、19世紀に入ってついに休山となり、以後その遺跡は深く山中に埋もれてしまいました。いま、島根県ではこの世界的な銀鉱山の発掘調査をはじめ、往時の繁栄の歴史と世界の経済を支えた石見銀の秘密を解き明かそうとしています。そしてかつてこの地から送りだされた銀が世界のどこかでひっそりと生きていることを願って、そのゆくえを探しています。生活用品の一部としてあるいは貨幣として、また装飾品と石見銀が今でもどこかで光り輝いていることを、私たちは信じています。どうか石見銀についての情報がありましたら、お知らせください。
島根県教育委員会文化財課
E-mail:bunkazai@pref.shimane.jp